別冊付録①「旋風Z」手塚治虫②「よたろうくん」③「風の天平」横山光輝
連載陣に手塚治虫、横山光輝良作家を擁していても他の月刊誌と比べるといまいちな「少年クラブ」ですが、5月号から「月光仮面」が始まり、一気に勢いをつけてきます。
「宇宙ロボット来襲」小松崎茂
「あっぱれいのしし退治」伊藤畿久造
「富士桜の介」益子かつみ
「赤胴鈴之助」もどきなのは仕方ないが、主人公以外のキャラも武内つなよし風なのはどうなのだろうか。
「轟名探偵 妖怪人間」福元一義(伊奈たかし)
「飛龍の怪傑 嵐龍太郎」竹内つなよし
右の広告の武者絵は戦前の山口将吉郎ですね。戦後の将吉郎は好きではない。
少年探偵団「鬼面城の秘宝」江戸川乱歩 絵・中村猛男
40年後の世界「ぼくらがおとなになったら」
このころおなじみの未来予想図。40年後、1998年の世界はこうなる。
小学生の修学旅行は月、火星、金星に行くようになる。火星には植民地ができ、プラスチックの家が建てられる
肉は炭酸ガスや窒素から作られる。建物はみんなプラスチック。
ジェット・ヘリコプターで学校に行く。これはまさにタケコプター。
外国語を自由に翻訳する機械ができる。これは実現。
病気がなくなり、100歳以上の人も珍しくなくなる。さすがに病気はなくならないが100歳を超える人は今は珍しくなくなりました。
さて、2026年の今から40年後の世界はどうなっているのでしょうね。
次号付録予告
第①付録 宇宙ピストル 厚紙製ではなくポリエチレン製だそうです。
「桃栗剣士」入江修
「ジャガイモくん」馬場のぼる
「粟手もん太」横木健二
新連載「テキサス・ジロー」三島みちひこ
堀江卓氏の「つばくろ頭巾」のようです。
「出世だんご山」大友朗


>白井祥隆さん
当時の漫画雑誌は子供には高額で、特別な時に買ってもらうご褒美でしたね。毎号買ってもらえる子供は少なかったでしょう。
>少画ボーイさん
福元一義さんは手塚プロの仕事を長くされていて、ブランクの後「戦えオスパー」を描かれていますから“福元一義”より“伊奈たかし”名義の方がなじみがありますね。この「轟名探偵」は当時の悪書追放運動でやり玉に挙がったそうです。そんな問題があるような漫画とは思えないのですが。
福元先生はそもそも「少年画報」の編集部員で福井先生の「赤胴鈴之助」を武内先生へお願いした方でもありますね?ちなみに雑誌編集者から漫画家へ転身された方を私は福元先生以外全く知りませんがその後手塚先生の下でチーフアシスタントを長年勤められましたので素晴らしい経歴の人です。
悪書追放運動の槍玉に上がったのは福元先生の作品ではなく井上智先生のほうだったのかも知れません。これは当時の手塚先生アシスタントだった平田昭吾先生からお聞きしました。
>白井祥隆さん
そうだったんですね。井上智さんによる「轟名探偵」もあったんですか。
いえいえ「轟名探偵」ではなくB6単行本「秘密指令」という作品です。この本が悪書追放の対象になったそうです。その後、井上智先生は「魔神バンダ-」が大人気になりました。
>白井祥隆さん
井上智さんの「秘密指令」なんですね。その作品は未読です。「魔人バンダー」は存じ上げてますけど。絵がかわいい。
この井上先生の単行本は「冒険堂」へ寄贈していただきましたのでご覧いただけます。当時としては確かに問題になるだろうシ-ンが描かれています。
>白井祥隆さん
問題になるシーン…そう言われるときになりますね。ぜひ見てみたいです。